ふるさと納税は、実質2000円の負担で、寄付に対しての返礼品を楽しめるので、大変お得な制度ですね。
通常は寄付をすると、控除を受けるために確定申告をしないといけないのですが、ふるさと納税では、条件を満たしていると、簡易な手続きで確定申告を不要にできるワンストップ特例制度があります。
ワンストップ特例制度を利用していても、途中で条件を満たさなくなると、それまでに手続きをしていた分も含めて確定申告をしないといけないですし、要件を満たさないことに気づかないと、控除が受けられないという最悪の事態にもなってしまいます。そのため、ワンストップ特例制度についてよく知っておくことはとても重要です。
今回は、同じ自治体に複数回寄付した場合、ワンストップ特例制度の適用にどう影響するか書きたいと思います。
ワンストップ特例制度利用の条件
先ほども書きましたが、ワンストップ特例制度を利用すると簡単な手続きをすることで、確定申告をしないで済みます。ただ、以下の条件を満たしている必要があります。
条件1.もともと確定申告をする必要のない給与所得者であること
年収2,000万円を超える所得者や、医療費控除等で確定申告が必要な場合は、確定申告で寄付金控除を申請してください。住宅ローンの初年度も確定申告が必要なので要注意です。
条件2.1年間の寄付先が5自治体以内であること
条件3.申し込みの度に自治体へ申請書を郵送していること
同じ自治体への複数回の寄付はどうカウントされるの?
返礼品が気に入って、もう1度同じ自治体に寄付したいということがありますよね。その場合、2回目の寄付は、条件2の「1年間の寄付先が5自治体以内であること」にどう影響するのでしょうか。
結論としては、
同じ自治体であれば何回寄付しても、1自治体としてカウントされる
です。
なので、気に入った返礼品の自治体であれば、何回でも気兼ねなく寄付できます。ただ、寄付の度にワンストップ特例制度の手続きをする必要があるので、そこは忘れないでください。
筆者は、みかんの返礼品欲しさに同じ自治体に3回寄付しました。。。家族が群がってあっという間になくなるんですもん。
ワンストップ特例制度の手続きがオンラインで出来るようになってきています
ワンストップ特例制度は、これまでは紙ベースでの手続きでした。
申請書に必要事項を記入して、マイナンバーカードを張り付けて、郵送して、場合によっては切手を買ってと地味に面倒でした。
ところが、最近ではオンラインで申請できる自治体も増えてきました。あっという間に終わって超便利なので、利用できる自体ならオンラインで行うと便利です。
以下の記事でオンライン申請の便利さについて書いているのでぜひ読んでみてください。
ふるさと納税ワンストップ特例制度のオンライン申請が可能に!
お得情報:ふるさと納税のお得な寄付方法(dカードユーザ向け)
ふるさと納税は、ふるさとチョイスなど寄付するための入り口がたくさんあります。そして、支払い方法もクレジットカードだけでなく、d払いなど様々な方法が選べるようになってきました。
その寄付方法によってお得さが変わってくるため、どうやって寄付するとよりお得なのかを知っておくと、よりふるさと納税を楽しめると思います。
以下の記事でdカードユーザ向けにお得情報を書きましたので、ぜひ読んでみてください!
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